ワニかサメか

〜ねずさん〜さんのブログです

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引用


ところが日本では、権威と権力と武力を分離しました。
それが何時頃からはじまったのかということさえ、わかりません。
なにしろ神話の時代からはじまっているのです。

オオクニヌシ神話に、因幡の白兎の物語が出てきます。
白ウサギは、隠岐の島から出雲まで、ワニを一列に並べて、その上をピョンピョンと飛んできたとされています。
最近の学者さんたちは、これはワニではなくてサメのことを昔は「鰐(ワニ)」と書いたのだ、と強弁しています。
ところが、1964年に、大阪府豊中市柴原の待兼山丘陵に位置する大阪大学豊中キャンパスの理学部の新校舎建設現場から、ホンモノのワニの化石が出土してしまったのです。
このワニは、体長約7メートルもある大型のワニで、更新世(30-50万年前頃)には、日本中に生息していたのです。
他にもキシワダワニなど、日本各地で、更新世のワニの化石が出土しています。

要するに、日本にも、本当にワニがいたのです。
そしてオオクニヌシ神話には、そのワニが出てくるのです。
オオクニヌシは、いったいいつ頃の人(神)だったのでしょうか。

要するに、いつのことなのかもわからない古い時代から、日本では、シラス統治として、権力と権威の分離が図られてきたのです。
そして民衆は、権力者の私物ではなく、最高権威の宝とされてきたのです。
権力者も、武力を持つ者も、自らのその権力や武力は、最高権威の裏付けがあってはじめて行使できる力です。
会社で、部長という肩書があってはじめて、部長としての権力を行使できるようなものです。

そして権力者にとって、民衆は、私物ではなくて、最高権威から委ねられた宝とされたのです。
つまり国民が宝です。
市民権ガーとか、私権ガーとかガナル前に、ひとりひとりが最高権威の宝なのです。



引用以上


   かつて、地球は今よりも温暖でした。その頃の日本には、ワニが棲息していました。これは歴史上まぎれも無い事実です。そして、古事記にワニが出てきています。これをサメだと解釈する事に1つ問題があると思います。サメの背中はまるくて、濡れているので、ウサギさんがぴょんぴょんと跳ねるのが難しい事です。跳ぶのがウサギだからノーマンタイかもしれませんが、ワニなら背中は平らで踏み台にも適していますから、より説得力があると思います。


ブブキブランキ♯12を見ながら