君が代

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引用

『 君が代』
古今和歌集の「賀の歌」の最初にあるとの事で、医療の発達してない時代は何が一番おめでたいというと、年齢を1つ積み上げる事でした。
 正月に氏神様に年齢を重ねる事が出来た感謝のお墓参りに行った帰りに、族長(血統の長)の家に集まって歌合わせの会を行い、その時に我子の長寿を願って歌われたのが「君が代」のもとになっていますとありました。

歌(行替えなしで入れさせて頂きます)
1番*わがきみは、千代にやちよに、さざれいしの、いわおとなりて、こけのむすまで
2番*わたつみの、はまのまさごを、かぞえつつ、君がちとせの、ありかずにせん
3番*しほの山、さしでのいそに、すむ千鳥、きみがみよをば、やちよとぞなく
4番*わがよはひ、きみがやちよに、とりそへて、とどめおきては、思ひいでにせよ

訳…『 愛しい愛しい我子よ。何年も何年もずっとずっと長くこの家と共に無事に生きてください。我家の入口のそばに小石の山が積んであります。それが大きな岩の帆のようになっています。先祖代々、小石を自分の命、家の命と思い、こんなに大きくなるまで積み上げて参りました。あなたはこのたくさんの石の数の寿命があります。だからたくさん長生きできます。そして岩帆に苔ができるようになるまで、誰にもこの家を荒らされずに、平和に、そして無事に生きてください』と言いながら、母親はお参りの帰り道に拾ったひとつの小石を我子の寿命のひとつと思い、ていねいに愛情をこめながら積み上げていったのだろう。
1番は我子の寿命だけでなく、族長の家の繁栄無事をも歌っています。
 山の頂上や河原に石が高く積んであるのを見た事がありますよね。岩帆とはそれをもっと大きくしたイメージです。その頃の生活道路は石がごろごろしていて、住民は家の前の道の石を取り除き、それを高く積み上げていたのです。その岩帆に苔がむしているという事は、その家が昔から戦争もなく繁栄している事を意味します。
 2番はこの海の砂1粒1粒は我子の1年1年。この砂をお母さんが今から数えますよ。だからあなたは私が数えた砂の数だけ生きておくれと言いながら、母親は砂を1粒1粒ではなく、一塊をつかんで砂山をつくり、それを何度も何度もくり返し、これで数千年は我子の命は大丈夫と安心するまで数えたに違いない。
 3番は死骨の山=死んだ人の骨の山が埋葬されている山に昔から住んでいる千鳥や早瀬出の磯=死んだ人を流す潮の流れの早い磯に、昔から住んでいる千鳥が来てちよちよと泣いているのが聞こえますか?人の寿命を知っているあの千鳥があなたの寿命はたくさんたくさんあるよと鳴いているのよと言いながら、母親は我子の寝顔をやさしく見つめた。そしてまた千鳥の鳴き声が聞こえてくると嬉しそうな安心した笑顔を見せたにちがいない。
 4番は私の寿命の分もあなたに差し上げますよ。神社で長寿を願う私のお札(ふだ)をあなたのお札(ふだ)にくっつけておきましたよ。だから私の分まで長生きしてくださいね。そして長生きしてそのお札(ふだ)を神社で発見する事があったら私の事を思い出してね。

 1番は陸、2番は海、3番は空、4番は神を歌い、共通のテーマは長寿、共通単語は「千」です。後世、この歌から「千歳飴」ができたんですよ。特に1番は江戸時代まで正月や結婚式やおめでたい席やお祭りでは必ず歌われていた歌です。
長寿と家の繁栄、平和、無事を願って歌われたのです。


引用以上


   君が代の「君」は君主である天皇陛下を指す、と習った覚えがあります。違ってたらごめん

   引用HPをDecologは弾くかな?

妖怪ウォッチ♯112を見ながら