西部開拓

宮崎正弘~さんのブログです。

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引用

戦後、GHQ史観に洗脳された日本人がまだ多い中で、英国人ジャーナリストがついに正史に挑んだ。
 東京裁判は茶番であり、A級戦犯は東条英機ではなく、チャーチルとルーズベルトだというのは、歴史通なら誰もが知っているが、これを外国人が言い出したのだから画期的なのです。書いたのはご存じヘンリー・ストークス(元ニューヨークタイムズ東京支局長)で、三島由紀夫の伝記を書いたジャーナリストである。
 マッカーサーの占領は同時に日本の歴史観を改竄させ、そのままの精神的退嬰状況が続いている。まだあの戦争はアメリカが正しいと思っている日本人が多いのは困ったことである。
 アメリカを誤解している証拠でもある。

 そもそも西部を『開拓』した「マニフェスト・ディスティニィ」とは何か。
 あれは『開拓』ではなく、虐殺と強姦と略奪である。異教徒を殺せ、ということなのである。
「新大陸へのヨーロッパ人の侵略が、一億人以上の原住民を死に追いやった。(中略)独裁的な神の使命を掲げる人々が、排他的な開拓精神で(インディアンの住んでいたアメリカ大陸を)席巻した。神の教えを信ずる者のみが、存在することを許される。異教徒達は、殺してもかまわないという思想だ」とストークスは、本書で強調している。
 じつに分かりやすいが、これこそがマニフェスト・ディスティニィの根幹にある発想、考え方である。



引用以上


   キリスト教による世界観はまさにこのとおりであったのです。キリスト教以外は邪教であり、異教徒は人間ですら無い。第二次世界大戦当時の欧米諸国の植民地支配はこの宗教観に基づいて行われていたのです。そして、それは我が国の考えとは相容れないものであったのです。


逆転裁判#3を見ながら。